摂食障害(主に過食症)と昨今の“食糧不足・外出自粛”について


皆さま、こんにちは。
『摂食障害よりみち』代表のカヨです。
日常生活を送る中で感じる事や思う事を“代表コラム”として書き綴っていこうと思います。

2020年に入ってから世の中は連日
【新型コロナウイルス】の猛威による影響を受けております。
最近では、総理より“全国の小中高の一斉休校要請”や、様々なフェイクニュース(デマ)も広まっており、ありとあらゆる物が“買い占めによる不足”をを招いております。
そこでふと思った事。
〜摂食障害、特に過食(嘔吐)症の当事者は、この“食糧不足や外出自粛”の状況をどの様にして過ごしてゆくのか〜という事。

私自身が過食症になっていた時、
『本当はこんなにも食べたく無い、苦しい、辛い、“誰か”止めて下さい!』と思いながら毎日食べては自己嫌悪に陥っていました。
そのやめられない状態を今回の様な緊急事態で【強制的】にストップされたら…。
皆は“パニック”に陥るのでしょうか?
それとも、この大きな以上事態がキッカケとなり“回復”の道も開かれるのでしょうか。

世の中の羨ましく見えた人も環境も全てがストップしてしまいパニックに陥ってしまったとしたら…。

人間は、実は誰もが皆“弱い生き物”であり、
もしかしたら、
その弱さを隠したり、弱さを軽減させるために自分を磨いたり環境を変えたりしようとしているのかもしれません。

摂食障害を発症すると、“痩せる事”で自分に自信をつけたり、達成感を得る。
でもその反面で、自己嫌悪に陥ったり不安な気持ちを消す事が出来ないでいる。

でも、もし摂食障害の行為を“行えない環境”が突然やってきたら…。
行為が行えなていた環境すら“恵まれていた”と思うのかもしれません。

終わりはいつかやってきます。
突然やってくる事もあります。
その【転機】をいつ察知し“キッカケ”として掴むのかは“あなた自身”なのかもしれません。



小牧市民活動団体摂食障害よりみち

症状で1人悩み苦しんでいる方… その症状見て近くにいながらも何もしてあげられない事に悩み苦しんでいる方… 摂食障害は“10人に1人”が発症しているともいわれている【心と身体のSOSが食行動として症状にあらわれる病】です。 正しい知識・認識・理解を知る事が出来たら… “1人ではないんだ”とわかったら… 【摂食障害 よりみち】は、それらの“キッカケ作り”の場や学びの場を創りたいと考えております。

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