摂食障害と職業

いつも読んで下さり有難うございます。


すっかり秋めいた季節、
初めて大学祭(オープンキャンパス)に所用で足を運びました。



その大学には

『管理栄養士学科』があり、

私自身も栄養士免許を取得している事から懐かしい気持ちになりました。



これを書いている私自身も栄養士免許を所持していますが、
私が『栄養士』になろうとしたきっかけは


当時も摂食障害渦中であった為か、“食と栄養”にとても興味関心があったから

というのが理由のひとつにあります。



私のクラスには30名ほどの男女がいましが、


私の後ろの席の子は、

やはり、体型や食べ物自体、カロリー等にとても敏感で、月経がとまっている為、薬を服用している

と話していました。
でも、ずっと食べ物の話をしていました。



その子はおそらく

『拒食脳』だったのだと思います。


一方、私自身は

『過食脳』だったので、

過去の拒食脳期間のことを思い出し、重なる部分を感じていました。

私自身も、摂食障害の症状で体調不良になる事も多く、授業が受けられない事もしばしばでしたが、
学生生活はあっという間で、印象にも残っています。




ちなみに、私の就職先は病院の栄養士でしたが、過酷な労働環境と体調不良で、数年で退職というカタチになりました。


摂食障害を発症しながら仕事をする事は、あまり簡単な事ではないと、あの頃を思い出すと実感します…。


ただ、

金銭を稼ぐ為も、生きていく為にも、自分が社会の中で正常である事を保つ為にも
『働く』事は大切であり支えでもあるのかもしれません。




今現在は、
自分のペースでおこなえる仕事をしている為、心身はとても楽ではあります。


その中でも、

栄養士、料理研究家、フードコーディネーター、インストラクター、カイロプラクター…といった、

『食や健康に関わる仕事』をされている方は比較的多い印象にあります。



自分自身の心身と向き合った結果、
周りの心身も健康に出来たらと願う方は多く、相乗効果にもつながるのでは無いかなと感じます。


ただ、
一番大事なのは

あなた自身が、笑顔で過ごせる

という事です。


とにかく辛い、気持ちが落ち込む、身体がついていかない、休みたいのに休めない…


そんな環境下の場合は、
一度仕事について再検討してみる事もひとつなのかもしれません。

小牧市民活動団体摂食障害よりみち

症状で1人悩み苦しんでいる方… その症状見て近くにいながらも何もしてあげられない事に悩み苦しんでいる方… 摂食障害は“10人に1人”が発症しているともいわれている【心と身体のSOSが食行動として症状にあらわれる病】です。 正しい知識・認識・理解を知る事が出来たら… “1人ではないんだ”とわかったら… 【摂食障害 よりみち】は、それらの“キッカケ作り”の場や学びの場を創りたいと考えております。

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