保健主事会開催

いつも読んで下さり有難うございます。

今回は、摂食障害よりみちの活動拠点である愛知県小牧市にて開催された『保健主事会』についての講座開催報告です。

今回も、摂食障害予防啓発への熱い想いを持つサポート会員と共に、


令和四年度小牧市協働事業として


小牧市内全小中学校保健主事(兼任養護教諭含む)及び教育委員会の担当者

に向けて、

○摂食障害のあらためての基本的な知識
○摂食障害の現状
○小中学校の各特徴
○早期発見の為のポイント

○摂食障害経験者の経験談


を限られた時間の中でお伝えさせて頂きました。





今回はペーパーレス化も図る目的もあり、資料を印刷する事を控えましたが、
教職員の皆様、真剣に聴いて頂き要所要所でメモをとって下さりました。




そして、会の後半では、



摂食障害生徒の例題ワークショップ

も開催し、各学校での実際にあった出来事についての情報共有も図る事ができました。

教育現場でのリアルな声を聴くことができ、団体としてもとても参考になり、実りある時間となりました。





摂食障害は、当事者及びご家族の回復や寛解に向けたサポートはもちろん大切です。

そして、それと同時に

『発症を未然に防ぐための“予防啓発”』も非常に重要なものになります。


今回の主事会では、

半数以上が“摂食障害について学んだ経験がない”とアンケートで回答されました。





摂食障害についての細かな知識や理解は、なかなか難しいかもしれません。

しかし、摂食障害についての基本的な知識や理解があるかないかで、子供達の不安な気持ちが和らいだり、「先生には話してみようかな…」といった、勇気にも繋がるかもしれません。




今回はこの様な貴重な機会を頂き、教育現場での現状等も知る事ができ、非常に有難く思いました。

そして、

今後は市内のみならず、様々な市町村の教育現場でも摂食障害について知識や理解を持って頂く事への周知が必要だと実感しました。


私達、“摂食障害経験者”だからこそ伝えられるものが確実にあります。
教職員、医療機関、学生、保護者…

様々な場所でお話をさせて頂く機会が頂ければ有り難いです。



宜しくお願い致します。


mail)yorimichi.komaki@gmail.com

小牧市民活動団体摂食障害よりみち

症状で1人悩み苦しんでいる方… その症状見て近くにいながらも何もしてあげられない事に悩み苦しんでいる方… 摂食障害は“10人に1人”が発症しているともいわれている【心と身体のSOSが食行動として症状にあらわれる病】です。 正しい知識・認識・理解を知る事が出来たら… “1人ではないんだ”とわかったら… 【摂食障害 よりみち】は、それらの“キッカケ作り”の場や学びの場を創りたいと考えております。

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