食べる事は生きること
食べる事は生きること
摂食障害についてあらためて見つめ直し、調べていると
よく出てくるフレーズです。
摂食障害を発症していた頃は、
その“生きること”自体が辛くて“食べる事”は二の次三の次だった。
だから
わかっている。わかっているけど…
でも、食べられない…
それが【摂食障害】という病なのだと思います。
回復克服してから、
身内が末期の癌になり、食事が摂れなくなった直後からみるみる衰弱し亡くなりました。
客観視して初めて『食べる事は生きること、食べられなくなったら終わり』なのだと感じました。
【病気】の定義としては、
基本的に“治る、治せる”ものの事を指すそうですが、
『自分の意思でコントロール出来なくなった』ものの事も指します。
摂食障害は、前者以上に後者のイメージが大きいと感じます。
食べる事は生きること…
という言葉を少し変換したらどうかなと感じます。
私たちはこの『食べる』という世間一般とされる“当たり前”がわからない。
普通ってなんだろう?
腹8分目ってなんだろう?
お腹いっぱいってなんだろう?
その感覚が取り戻せれたら
初めて『食べる事は生きること』も理解できるのだと感じます…
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