摂食障害と家族関係、関わりについて。


団体活動をしていく中で、

『当事者のご家族様(主にお母様)』

からご相談を頂く事が度々あります。
そして、団体サポート側会員の中にも実際に当事者のお母様がいらっしゃいます。

終わりや希望が見えない苦しい中でも、
何とか良くなって欲しいと願いながら共に伴走されているご家族様のお姿やお声を見聞きすると、本当に本当にとても頑張っていらっしゃると感じます。


代表が当事者だった頃、家族は誰も助けてくれませんでした。
(ただ、今思えば、これはあくまでも個人的主観ですが、とにかく何もせず、そっと見守る事を私の家族は選択していたのかもしれません)

なので、ご家族様の理解やサポートはとても心強く、有難いと思います。


ただ、当事者が渦中の場合は、
その理解やサポートも嫌だと感じるか…
感謝していても想いを伝えられないか…
というところでもあるかもしれません。


ご家族様は、最善最良のサポートを日々探し続けているのだと思います。

様々な専門書を読んだり、
講義や講座を受講したり、
病院をあたってみたり、
ご家族様のグループに話をしに行ったり、
有料カウンセリング(こちらは、ご家族様の心のサポートかもしれません)うけたり…


どれも間違っていません。



ただ、
大切な事は

『無理に押し付けない事』

だと思います。


摂食障害が『十人十色』

というように

回復方法も『十人十色』です。


なので、
どれがフィットするのかわかりません。
それは“声かけ”ひとつからもです。

…と聞くと『割れ物にさわる』ように接する事になってしまうのかもしれません。

○自然体を求める子

○丁寧に大切にされたい子

○放っておいて欲しい子

○かまって欲しい子

他にも様々な子がいると思います。

その子その子の接し方が必要で、
その子その子にフィットした回復方法があるのです。

でも、それはご家族様のみでは見つけられない場合もあるのかもしれません。


当団体は、あなたにとっての最善最良の答えを出す事は出来ないかもしれません。

ただ、


“きっかけ”の一つを差し出す”

事は出来ると思います。

一度、声をかけてみて下さい。
当事者の子を持つご家族様の会員もおりますし、当事者経験者も会員におりますので、
何かお伝えする事は出来ると思います。





小牧市民活動団体摂食障害よりみち

症状で1人悩み苦しんでいる方… その症状見て近くにいながらも何もしてあげられない事に悩み苦しんでいる方… 摂食障害は“10人に1人”が発症しているともいわれている【心と身体のSOSが食行動として症状にあらわれる病】です。 正しい知識・認識・理解を知る事が出来たら… “1人ではないんだ”とわかったら… 【摂食障害 よりみち】は、それらの“キッカケ作り”の場や学びの場を創りたいと考えております。

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